インフルエンザ予防接種をしたら腕がだるい!腫れがひどい時の対処・対策も確認
インフルエンザの予防接種を受けた後、腕がだるくなったり、腫れたりするとビックリしますよね。
感染を予防するために受けているものなのに、そういう副作用が出ると心配になります。
何故そうなってしまうのか、腫れがひどい時にはどうすればいいのか、次回のワクチン接種の時に腫れないための対策ってあるのかなどをご紹介します。
インフルエンザの予防接種後腕がだるい!どうしてこうなるの?
インフルエンザの予防接種を受けてよく起こる副作用として、受けた部分の痛みや腫れ、熱感などがあります。
腕のだるさも、予防接種後に起こりやすい副作用の1つです。
何故このような副反応(副作用)が出るのかというと、これはワクチンが体の中でしっかり働いて、インフルエンザウイルスに対する抗体を作っている反応からくるもので、正常は症状とも言えるんです。
他には、全身のだるさや、軽い風邪症状、腹痛などの消火器症状が出ることもありますが、症状は重いものではなく、全て2~3日以内に自然とおさまっていきます。
インフルエンザ予防接種をしたら腫れがひどいけど大丈夫?
注射を受けた部分が腫れることはよくあることですが、腫れが腕全体に広がったり、体全身に蕁麻疹が出て腫れているような状態は正常な反応ではありません。
すぐに医療機関を受診するようにしましょう。
腕全体ではなくても、明らかに予防接種を受けた部分以上にひどく腫れているようなら、その場合も医療機関を受診することをおすすめします。
気になる症状がある時は、これくらいで受診してもいいのだろうかと悩む必要はありません。
たとえ正常な副作用だとしても、ずっと心配でストレスを抱えているよりは、医師に相談してスッキリした方がいいですよ。
インフルエンザ予防接種で腫れないための対策は?
予防接種後に腫れるのは、ワクチンが抗体を作るために頑張っているという証拠であるとお話しました。
そのため、今まで全く体に入ったことのない未知の型のワクチン(ウイルス)に対しては、より頑張って抵抗力を作ろうとして反応が大きくなり、腕の腫れや痛みなどが出やすくなります。
要は同じ型のインフルエンザにかかったことがある方が、副作用は出にくいということです。
でも、予防接種の後に腫れないようにするためにインフルエンザにかかるというのは現実的ではありませんし、腫れ自体も自然と2~3日でおさまるものです。
ひどい腫れではない場合は、そのまま気にせず放置しても問題ありません。
予防接種の副作用を起こさないような対策を考えるよりも、副作用が起きても気にしなくていいんだと考えた方がいいでしょう。
おわりに
インフルエンザの予防接種で腫れや赤み、などの副作用が出る確率は20~30%程度と言われています。
重篤な副作用を起こす可能性は本当に稀なことで、元々卵アレルギーなどでない限り、安全に予防接種を受けることができます。
それにもし気になることがあって不安な時は、遠慮せずに医療機関に相談しても大丈夫ですから、受ける前から副作用のことを心配しすぎる必要はないんですよ。