花粉症対策の食べ物にレンコンがおすすめ!具体的な量や食べ方などをご紹介します♪
花粉症対策にいいと言われている食べ物はいくつかありますが、そのひとつがレンコン(蓮根)です。
成程良さそう・・・と思いますが、「どうやって食べたらいいの?」「どれくらいの量を食べたらいいの?」と疑問が次々わいてきますよね。
そこで花粉症対策におススメのレンコンレシピ、1日に必要な摂取量などをご紹介します!
花粉症対策の食べ物にレンコンがいいって本当?
花粉が飛び交う季節になると困るのが花粉症。
年々、花粉症に悩む人が増加していると言われる昨今。何とかして花粉症の症状を和らげたいですよね?
実は、そんな方にお勧めしたい食べ物が「レンコン」なんです。
レンコンに含まれる「タンニン」「ムチン」「食物繊維」という3つの成分が花粉症に良いと言われているのです。
それではそれぞれの成分を詳しく見ていきましょう!
レンコンの成分:タンニン
タンニンとはポリフェノールの一種で、花粉症を引き起こすと言われている「igE」(免疫グロブリンE)と呼ばれる抗体を抑制する働きがあることから花粉症の症状を軽減させるのです。
さらに、タンニンは抗酸化作用に優れているので体の老化防止やがんの予防効果なども期待できるのです。
レンコンの成分:ムチン
ムチンには糖とたんぱく質が結合してできた多糖類の一種で、私たち体の粘膜を保護してくれる働きがあります。
そのため、花粉によって炎症が起こる鼻や喉・目の粘膜が保護され、花粉症対策になるというわけです。
ムチンによる粘膜の保護は花粉だけでなく、風邪やインフルエンザなどのウイルスの侵入を防ぐ働きもあります。
レンコンの成分:食物繊維
レンコンに含まれる食物繊維の大半が「不溶性食物繊維」と言われる水に溶けない性質をもち、腸に刺激を与え、排便をスムーズにして腸内環境を良くする働きがあります。
7割もの免疫機能をもつと言われている腸内環境が良くなることは、花粉症への免疫も向上し、症状を軽減させることができるというわけです。
花粉症対策におすすめのレンコンの量は?
花粉症対策のためのレンコンは1日約40gの摂取が良いとされ言われています。
それは、レンコンを輪切りにして3枚ほどの量ではありますが、レンコンは薬ではないので即効性がなく、毎日継続して摂取することが大切です。
少なくとも2週間ほどは継続して摂取することを推奨されていますが、レンコンを毎日摂取するとなると正直難しい点もありますよね。
しかも、花粉症対策に有効なタンニンはレンコンの皮に多く含まれ、特に皮の周りの2mm~3mmに集中して含まれているので、皮ごと食べることがより効果的と言われています。
煮物や天ぷら・サラダなどに皮ごとのレンコンを用いて、毎日献立のアレンジをして飽きないようにすることが重要だと言えます。
そこで、次に花粉症対策にお勧めの食べ方をご紹介しますね。
花粉症にいいレンコンの食べ方は?
花粉症対策におススメのレンコンレシピは、ずばり「飲むレンコン」です。
レンコンを皮ごとすりおろし、様々なお料理にプラスするレシピです。
レンコンの花粉症対策レシピ
①レンコンをよく洗って、おろし金やミキサーで皮ごとすりおろします。
②すりおろしたレンコンを冷凍用の保存袋へ入れて平らにします。
③3等分に分けるようにお箸などで溝をつけて冷凍庫で凍らせます。
これで飲むレンコンのベースは完成です。
飲むレンコンは、冷凍保存で3週間~4週間ほど保存可能ですので、作れる時に多めに作ってストックすると良いでしょう。
そして、この飲むレンコンを様々な料理にプラスすることでレンコンの栄養素を丸ごと摂取し、花粉症対策をするというわけです。
お勧めの料理は「味噌汁」「豆乳スープ」「甘酒」です。
お好みの味噌汁や豆乳スープに飲むレンコンを加えて加熱するだけです。
それだけで簡単にレンコンの栄養が摂取できる上に美味しく仕上がるのでお勧めですよ。
汁物なので、底にレンコンの繊維が残りやすいので最後まで残さず食べるようにしましょう。
また、甘酒は、
・おろし生姜:小匙1/3
・飲むレンコン:1袋の1/3
耐熱カップに、麹甘酒・おろし生姜・飲むレンコンを入れて電子レンジ500Wで1分40秒ほど温めれば完成です。
お好みで甘酒の量を減らしお水を加えてもOKです。
甘酒には腸内環境を綺麗にして冷え性や美肌にも良く、生姜は体を温めてくれる働きがあるので花粉症対策以外にも様々な効果が期待できます。
最後に
レンコンが花粉症にいい!というのはとっても意外でした!
毎日摂取するとなると難しそうな感じがしますが、ご紹介した「飲むレンコン」をストックしておくといろいろなメニューに活用できます。
花粉症対策でなくても身体にいいと言われているレンコンですので、積極的に摂取していきたいですね。