クッキーを強力粉で作るとこうなる!薄力粉の代わりにした時の食感の違いは?

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今すぐクッキーを作りたいのに家に強力粉しかない!という時ってありますよね。

そんな時、薄力粉の代わりに使っていいのか、クッキー作りを諦めたらいいのか悩んでいしまいます。

そこで、強力粉でクッキーを作ったらどうなるのか、そもそも薄力粉の代用にはならないのかをお伝えします。

強力粉・中力粉・薄力粉それぞれの特徴と使い分けなどについても確認しましょう!
 
 

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クッキーを強力粉で作ることは可能!でもちょっと食感が違います。

家庭で作るお菓子の代表がクッキーです。

恋人や子供さん・お友達のためにクッキーを手作りされたことがある方も多いと思いますが、いざクッキーを作ろうと思った時に「強力粉しかおうちにない!」という経験はありませんか?

「同じ小麦粉だし大丈夫かな。」と思って使った方、「クッキーは小麦粉だから。」と諦められた方、きっと様々いらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
実は、クッキーは強力粉で作ることは可能です。

しかし、薄力粉と強力粉はグルテンと呼ばれる「水分と反応すると弾性や粘りが出る成分」の量が異なります。

強力粉はグルテンの量が多く、薄力粉はグルテンの量が少ない小麦粉です。

つまり、弾性や粘りが強い強力粉でクッキーを作ると硬い食感のクッキーができるということです。
 

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強力粉を薄力粉の代用としてクッキーを作るときのコツ

 
強力粉を薄力粉の代用としてクッキーを作ることはもちろん可能です。

食感が硬いクッキーが好きな方は強力粉でクッキーを作る方が好みかもしれません。

しかし、硬すぎるクッキーはあまり美味しくないので、強力粉を使用してクッキーを作る際は少し工夫がいります。

まずは、生地を作る際に練り過ぎないことです。

クッキーなど小麦粉を使用した料理は、練れば練るほどグルテンが発生します。

そのため、強力粉を使用したクッキー生地を練れば練るほど硬くなり美味しくなくなるというわけです。

そして、2点目が粉類の分量です。

クッキーのレシピに「薄力粉100g」と記載がある場合、強力粉なら80g~90gに減らし、じゃがいもが原料の片栗粉やとうもろこしが原料のコーンスターチなどの粉類を20g~10gプラスすると硬過ぎないクッキーに仕上がります。

グルテンが強すぎる強力粉を片栗粉で「薄める」みたいな感じですね。
 

サクサク美味しい強力粉のクッキーレシピ♪

強力粉を使用した美味しいクッキーのレシピをご紹介しますね。

[材料]
・強力粉:80g
・片栗粉:20g
・グラニュー糖:40g
・バター:80g
・バニラエッセンス:2滴
 
[作り方]

①ボウルにバターを溶かしグラニュー糖とバニラエッセンスを加えます

②①のボウルに強力粉と片栗粉を加えて混ぜ合わせます。

この時、あまり練り過ぎないように気を付けましょう。

③②の生地を綿棒で伸ばし、2mm程度の厚さにします。

④③の生地をラップで包み30分程冷蔵庫で寝かせます。

⑤その間にオーブンレンジを170度に温めておきます。

⑥生地を取り出し、包丁で好みの大きさにカットしたりお好みの型で型抜きをします。

⑦15分焼いたら完成です。

お好みで、砂糖やきな粉・粉砂糖やジャムをトッピングしても美味しくいただけますよ。
 
 

薄力粉・中力粉・強力粉の違い。使い分けはこうする!

小麦粉には薄力粉強力粉の間に中力粉という小麦粉も存在します。

その名の通り、薄力粉と強力粉のグルテン量の間に値する小麦粉です。

では、この薄力粉・中力粉・小麦粉はどのような特徴や使い分けをすればよいのかをご紹介したいと思います。
 

薄力粉の特徴と使い方

【特徴】
粉はきめ細かくしっとりとしており、サクっとした軽い食感やふんわりとした柔らかい食感を出したいお料理に適しています。
たんぱく質の割合が8.5%以下の小麦粉を指します。

【おススメの料理】
ケーキなどのお菓子全般・天ぷら・唐揚げなど
 

中力粉の特徴と使い方

【特徴】
薄力粉と強力粉の間の粘りや弾性をもち、ふんわり過ぎず粘り過ぎない食感を出せる粉です。
たんぱく質の割合が9%前後の小麦粉を指します。

【おススメの料理】
うどん・お好み焼き・タコ焼き
 

強力粉の特徴と使い方

【特徴】
粉は比較的粗く、薄力粉に比べるとサラサラしています。
たんぱく質の割合が12%以上の小麦粉を指します。

【おススメの料理】
パン・パスタ・ピザ・餃子の皮など
 
 
このように小麦粉一つで特徴や食感の出方が異なるので、レシピなどに記載されている通りの小麦粉を選ぶことがお菓子やお料理を失敗しないポイントと言えるでしょう。

また、どの小麦粉もニオイを吸着しやすい性質があるので、ニオイの強い食材の近くには保管しないようにしましょう。

そして、湿気にとても弱い性質もあるので保管するときは、涼しく乾燥した場所に保管し、密閉容器に入れ、害虫が侵入しないようにも注意しましょう。

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最後に

 
一口に小麦粉といっても実はこんなに種類があるなんてビックリですよね。

同じ小麦粉だから・・・と勝手に使ってしまうと、全然違うものが出来上がったりして焦ることがあります。

私はお好み焼きに強力粉を使って大失敗したことがあります!!!

各粉の特徴をなんとなくでいいので覚えておくと、いざという時に失敗しなくてすみます。

どうしても薄力粉を使いたくて強力粉しかない‥という時には、片栗粉を混ぜるという技で切り抜けてくださいね。

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