お弁当のおかずイコール卵焼きというくらい、お弁当には欠かせない卵焼き。
でも冷めちゃうとどうしても味が落ちてしまうのが残念なところです。
そこで冷めても美味しい卵焼きを作るコツをご紹介します!
また、前日に作り置きしたり、冷凍保存しても大丈夫かも確認していきましょう。
冷めても美味しい卵焼きを作るコツをご紹介!
大人も子供も大好きなお弁当の定番おかずと言えば「卵焼き」ですよね♪
甘くてふんわりした卵焼きや、塩味が効いて食欲をそそる卵焼きなどご家庭によって味が異なるのも卵焼きの面白いところです。
パカッと開けたお弁当箱に卵焼きが入っていると彩りも綺麗で嬉しくなりなすよね!
でもお弁当で気になるところは「冷めると美味しくなくなる」ということ。
ということで、今回は冷めても美味しい卵焼きを作るコツをご紹介したいと思います。
お弁当用卵焼きのコツは?
卵は横一文字にしっかり混ぜる
実は、卵の黄身と白身は固まる温度が異なります。
そのため、黄身と白身がしっかり混ざっていない場合、全体が固まりきらず水分が出てしまい、ベチャっとした食感になってしまうのです。
そのため、ボウルに卵を割り菜箸を左右「横一文字」を描くように勢い良く動かすことで黄身と白身がしっかりと混ざり合い、ベチャっとせずふっくらとした卵焼きに仕上げることができるのです。
砂糖を加える
甘い卵焼きに仕上げたくないという方もいらっしゃると思いますが、砂糖の量はほんの少量で結構です。
砂糖には、卵に含まれるたんぱく質の中の水分を吸収し保水してくれる役割があります。
そのため、卵の中の水分をキープし冷めてもふんわりと美味しい卵焼きに仕上げることができるのです。
冷たいフライパンで焼き始める
卵に含まれるたんぱく質は、急激な温度変化が起こると固くなる性質があるので、熱したフライパンではなく冷たい状態のフライパンに溶いた卵液を入れ、時間をかけて卵を加熱していくと良いのです。
そうすることでと柔らかい食感の卵焼きが作ますので是非お試しください!
お弁当の卵焼きは前日に作っても大丈夫?
基本的に卵焼きは前日に作り冷蔵庫で保存し、当日の朝にお弁当に詰めることは可能です。
しかし、注意点がいくつかありますのでご紹介しますね。
卵焼きを前日に作る時の注意点
前日に作ると楽なお弁当のおかず。
卵焼きを前日に作る時の注意点をご紹介します。
②味は濃いめにする
※出汁や醤油などの水分が多い調味料は控え塩を入れるのがおススメです。
③焼く際にはしっかり火を通す
④しっかり冷ます
⑤切り分け1個ずつラップで包む
⑤保存袋に入れ空気を抜いて冷蔵保存
卵焼きはレンジなどで解凍する必要は無く、朝冷蔵庫から取り出しそのままお弁当に詰めればお昼頃には自然解凍で食べ頃になっています。
お弁当用の卵焼きを冷凍保存することは可能?
多めにお弁当用の卵焼きを作り、冷凍保存することは実は可能です。
しかし普通に卵焼きを焼いて冷凍保存すると、どうしても食感が悪くなってしまいます。
その理由は、解凍される際に卵焼きの中の水分が抜け、卵焼きにスポンジ状の穴ができることで、ボソボソとした食感になってしまうからです。
そのようにならないための冷凍保存できる卵焼きのコツをご紹介したいと思います。
冷凍保存可能な卵焼きのコツ
砂糖と類粒だしを入れる
出汁や醤油などの水分が多い調味料は最も冷凍保存に向いていない調味料なので、砂糖や類粒だしで味つけをしましょう。
マヨネーズを入れる
マヨネーズを入れると卵焼きがふんわり柔らかく仕上がり、解凍しても柔らかい状態を保つことができます。
片栗粉を入れる
片栗粉を入れるとしっかりとした卵焼きになり冷凍しても食感が損なわれません。
しっかり火を通す
卵焼きを半熟状態で冷凍すると、解凍時に水分が抜けベチャっとした食感になってしまいます。
あとは、冷蔵保存と同じ方法で熱を冷まし、切り分けて空気に触れないよう保存すると良いでしょう。
冷凍した卵焼きを美味しく解凍するには、前日の夜に冷蔵庫に移しておくと良い具合に解凍されますよ。
最後に
このようにお弁当の定番の卵焼きを美味しく作り置きして、当日の朝は他のおかずに手をかけてみるのもいいと思います。
また、塩や砂糖・マヨネーズの配合などでご家庭の好みの味を探るのも一つの楽しみになるのではないでしょうか?
毎日のお弁当作り、手を抜ける所は手を抜きながらも、美味しいお弁当を作りましょう!