ハンバーグはお弁当に入っていたら嬉しいおかずのトップといっても過言じゃないですよね。
それくらい人気がありますが、冷めてしまうと固くなったり、温かいときよりも美味しくなくなったりしちゃうのが残念な点です。
「冷めても美味しいハンバーグをお弁当に入れたい!」と思っている方のために、ちょっとしたコツを教えますね。
冷めても柔らかいままのハンバーグのコツや、詰め方も一緒に確認しましょう!
お弁当に入れたい冷めても美味しいハンバーグのコツ!
お弁当の定番おかず「ハンバーグ」。子供も大人も大好きですよね♪
しかし、ハンバーグが冷めると固くなって美味しくないというのもお弁当の課題点。
そこで!誰にでもすぐにできる冷めても美味しいハンバーグのコツをご紹介したいと思います。
炒めた玉ねぎを冷やす
ハンバーグのタネに加える玉ねぎは、炒めてすぐにお肉と混ぜ合わせるのではなく一度冷ますようにしましょう。
その理由は、玉ねぎが温かいとお肉の温度が上がってしまい、お肉から水分と肉汁が出てしまうからなのです。
ハンバーグを美味しくジューシーに仕上げるためのひと手間ですね。
タネに牛乳を加える
ご家庭でもハンバーグのタネを作る際、牛乳で湿らせたパン粉を加える方は多いと思います。
しかし、パン粉とは別に少し多めの牛乳をそのままタネに加えることでつなぎが多くなり、冷めても美味しい上にお箸でも切りやすいというお弁当にピッタリのハンバーグが作れるのです。
さらに、牛乳にはお肉のくさみを取る効果もあるのでより美味しいハンバーグになるというわけです。
タネにサラダ油を加える
ハンバーグのタネにサラダ油を加えることで、油がお肉をコーティングし、肉汁や旨味をしっかり閉じ込めてくれるのです。
どれも簡単なコツなので、是非試してみてくださいね。
冷めても柔らかいハンバーグにするためのポイントは?
お弁当のハンバーグが固くなるのは仕方が無いと思い込んでいませんか?
実は、解決する方法があるのです。
それは、牛肉と豚肉の合挽肉を使用しないということです。
実は、お肉と一言で言っても「牛肉」「豚肉」「鶏肉」は脂の溶けはじめる温度がことなり、鶏肉が30度前後なのに対して豚肉は40度前後、牛肉は50度前後なのです。
つまり、私たちの口の中の温度である36度前後では、牛肉と豚肉の合挽肉の脂が溶けきれないため、固く感じてしまうのです。
そのため、牛肉と豚肉の合挽肉を使用せずに鶏肉と豚肉の合挽肉でハンバーグを作ると口の中で脂が溶け、冷めても柔らかいハンバーグに仕上がるのです。
意外にも牛肉を使用したハンバーグと味の違いはほとんどなく、お弁当に入れてもいつものハンバーグと引けをとらない美味しさです。
そしてハンバーグを焼いたフライパンに、ケチャップ・ソース・砂糖を加えお肉の旨味を閉じ込めたソースでいただくとなお美味しいハンバーグになります。
さらにパン粉の代わりにお麩を使うことで保水力がアップし、肉汁をハンバーグの中に閉じ込めることもでき柔らかくジューシーなハンバーグに仕上がりますよ。
お肉を変えるだけでお弁当のハンバーグが柔らかく美味しく早変わりします。
是非、お試しくださいね♪
お弁当にハンバーグを入れる時の詰め方のコツ
お弁当にハンバーグを入れる時、どうやって入れようか結構迷いませんか?
そこで詰め方のちょっとしたコツをご紹介しますね。
食材の水気をよく切る
食中毒対策や見た目を良くするために野菜やおかずなどの水毛はよく切りましょう
食材を冷ます
ご飯やおかずが冷めないうちにお弁当箱に詰め蓋をしてしまうと、お弁当の中に蒸気がこもり、菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
蓋の裏に水滴がつかないくらい食材を冷ますようにしましょう。
ごはん→大きいおかず→小さいおかずの順に詰める
まず最初にご飯を詰め、形が崩れないメインのおかず→形が崩れやすいおかず→すきまに詰めるおかずの順に入れていきます。
ハンバーグを入れる際はご飯の次に入れると良いでしょう。
また、仕切りなど使わない場合はご飯を斜めに詰め、仕切りにレタスなどの葉ものを使うと彩りもきれいで良いですよ。
すき間におかずやトッピングをする
全体のバランスを見てすき間にはいる野菜やおかずを詰めていきましょう。
パセリや切り込みを入れたハムなどを入れると華やかになるだけでなく、お弁当が崩れにくくなります。
最後にご飯に胡麻や梅干しなどをトッピングするとお弁当の仕上がりに差が出ますよ。
そして、お弁当を詰める時は、おかずを少し立て気味にするなど立体感出すとより美味しそうに見えるのです。
また、ハンバーグは茶色のおかずなので、同系色のおかずを並べて詰めないようにしましょう。
ハンバーグと同系色のおかずの間には、いんげんやブロッコリーなどの緑色の食材やプチトマトなどの赤色の食材を入れるときれいですよ。
最後に
ハンバーグはどんなシチュエーションのお弁当に入れても人気がありますので、冷めても美味しく食べれるコツを習得するとすごく役立ちます。
また、持ち寄りパーティーなどでも冷めても美味しいハンバーグは利用価値が高いので、是非挑戦してみてくださいね。