受験生といえば「お夜食」がつきものですよね。
でも、お夜食で満足した受験生は太る傾向があるのです。
お夜食で受験生が太らないために、カロリーやメニューをちょっと考えて作りましょう!
どんなものが受験生のお夜食に向いているのか、丁寧にご紹介しますね。
受験生は夜食で太る傾向がある!
受験生は勉強でエネルギーを使う分、お腹が空いて食べ過ぎてしまう傾向のある夜食ですが、夜食は食べ方次第で太ったり肥満や体調不良を引き起こす要因となってしまいます。
受験生は、勉強が中心の生活で運動不足になりがちな上にストレスも溜まります。
そんな時に夜食で脂質の多いものや甘い物を食べると、脳内で「快感」を感じる物質が分泌され、つい病みつきにになって食べてしまいがちなのです。
また、夜は栄養素の吸収が高いので、肥満の原因になりやすく、眠りが浅くなり、胃がもたれてしまう懸念点もあります。
その結果、翌朝の食事を抜いてしまい、脳に十分なエネルギーが回らず昼食までボーッと過ごしてしまうことも考えられます。
時間栄養学という分野では体内時計をつかさどるたんぱく質の作用で、午後10時から午前2時頃にかけては脂肪を蓄積しやすい時間帯と考えられています。
つまり、就寝前の2時間~3時間前に夜食を済ませたとしても午後10時から午前2時に食べていては太りやすいということです。
現代の48.4%の受験生が24時以降まで勉強をしており、中には25時よりも遅くまで勉強している受験生も10.7%もいると言われています。
その受験生たちは夜食をいつ食べているのか心配ですね。
その上、24時以降まで勉強している受験生の朝食摂取率を見ると2割の受験生が朝食を食べていないことも分かっています。
勉強も大事ですが、成長期の時こそしっかりとした睡眠やバランスの良い食事も重要です。
そのあたりは親御さんがその知識を正しく身につけ、受験生をサポートしてあげましょう。
受験生のお夜食のカロリーはどれくらいにすればいい?
お夜食は、200kcalが目安で小腹を満たす程度の軽めなものがおススメです。
「受験生だし。」「栄養のあるものをしっかり食べさせてあげたい。」と思われがちですが、お夜食を摂り過ぎると眠くなったり胃がもたれることで睡眠が浅くなってしまうことが考えられます。
その結果、翌日の体調にも影響が出たり、胃もたれで朝食が食べられない結果頭の働きが鈍くなってしまうという問題があるのです。
そこで、おススメのポイントをいくつかご紹介したいと思います。
①雑炊などのご飯の半分を春雨や寒天にする
②うどんの代わりに春雨を使う。
③味噌汁やスープの具材には海藻やこんにゃくやキノコを使う
という点です。
ただし、食物繊維は消化に時間がかかるので、あまり野菜や海藻・キノコ類を多く使用するのも胃に負担をかけてしまうので気をつけましょう。
受験生が夜食で太らないためにはどんなものがいいの??
それでは、どんなメニューが受験生のお夜食に向いているのかをご紹介しましょう。
太らないお夜食はどんなものがあるのでしょうか?
受験生のお夜食:湯豆腐
大豆製品を加工した豆腐は太りにくくお夜食におススメです。
毎回ポン酢で食べるのは飽きてしまうという場合、ゆずコショウや七味など、薬味で変化をつけると良いでしょう。
受験生のお夜食:具だくさんスープ
野菜の栄養が豊富で、液体が多い分満足度の高い具だくさんスープ。
満足感もあるので、食べ過ぎを予防することもできます。
受験生のお夜食:春雨ヌードル
春雨を使ったヌードルは低カロリーで食べ応えもあります。
お好みの味付けでアレンジしやすい点も魅力ですね。
受験生のお夜食:茶碗蒸し
卵は消化にも良く栄養満点食材です。
レンジで簡単に作れる茶碗蒸しもありますので、親御さんの負担にもならないのでお勧めです。
受験生のお夜食:ホットヨーグルト
耐熱容器にヨーグルトを1杯・100g程度を入れ、600Wのレンジで30秒加熱するだけです。
加熱し過ぎるとヨーグルトの乳酸菌が死滅してしまうので、はじめは人肌くらいの温度になるよう様子を見ながら作りましょう。
できあがったホットヨーグルトに蜂蜜やきなこを入れて食べると美味しくお子さんにも喜ばれますよ。
さらにホットヨーグルトは、ヨーグルト内の乳酸菌が腸内環境を整え、免疫力も高めてくれるので受験生の体調管理におススメです。
また、温めていることで体を冷やす心配もなくカルシウムの吸収率もアップするので、体調管理が基本の受験生にはピッタリのお夜食と言えます。
最後に
受験生のためのお夜食についてご紹介しました。
頑張っておいしいお夜食を作りすぎると、あまり動かない受験生は太ってしまいます。
太ると体調も崩れやすいのでおすすめできません。
カロリーやメニューをしっかりと考えて、太らないように注意してあげましょうね。
勉強をすると甘いものを食べたくなるかもしれませんが、食べすぎないようにしましょう!(実は集中力が途切れてしまいます・・)