はと麦茶は赤ちゃんのアトピーにも効果がある?飲ませ方は?
近年、美肌効果があるとされ再び女性たちの間で再燃している「はと麦茶」。
美容だけでなく新陳代謝向上や便秘改善など、様々な健康効果があるとして人気を集めていますね。
はと麦茶はイボやアトピーなどの皮膚疾患にも大変効果があると評判とのこと。
アトピーの赤ちゃんにも効果があるのかな?と思うお母さんも多いですよね。
はと麦茶は赤ちゃんのアトピーにも効果があるのか、そして赤ちゃんが飲んでも本当に大丈夫なのかについてご紹介していきます。
飲ませ方の注意点もぜひ参考にしてください。
はと麦茶は赤ちゃんのアトピーに効果があるの?
はと麦茶の主な効能に「皮膚代謝を活発にする」というものがあります。
仕組みとしては、消化器官の働きを活発にすることで免疫力の向上を促し衰えていた皮膚代謝が活発になるとのこと。
そこから、アトピーをはじめとするイボや肌荒れ、湿疹などの慢性的な皮膚疾患に大きな効果をもたらすと言われています。
薬とは異なり、自発的な免疫力向上に期待ができます。
はと麦茶を飲み続けた結果アトピーが消え、その後殆ど再発することがなくなったという声も大変多く見られます。
個人差はもちろんあります。
はと麦茶を試した人全員が「効果があった」というわけではありません。
病院で治療するまでに至らない軽度のアトピー、または逆に病院の薬でも全く改善しないアトピーがあるという方は、一見の価値ありの情報だと言えるでしょう。
赤ちゃんの場合は、胃腸も肌もまだ未成熟です。
大人と同じように、はと麦茶を沢山飲むことはできません。
だから、大人やある程度の年齢の子供さんがはと麦茶でアトピーが良くなったからと言って、赤ちゃんでも効果があるとは言い切れません。
はと麦茶は赤ちゃんが飲んでも大丈夫なの?飲ませ方は?
はと麦茶は日本茶の中でも刺激の少ない「優しいお茶」として有名です。
カフェインが入っていないため、赤ちゃんや子供さんにも飲ませているお母さんは多いですよね。
それでもやはり乳児の場合は消化器官が未発達です。
また、はと麦茶は便秘改善作用を感じる人が多く、便秘の人たちも愛飲しています。
赤ちゃんに飲ませる場合には、それを頭に入れておきましょう。
飲ませる場合には、普通よりも薄めてはと麦茶を飲ませることをおすすめします。
とくに生後1~2ヶ月の生まれたばかりの赤ちゃんの場合は、やはり免疫力を高めるためにも母乳やミルクを最優先で飲ませてあげる必要があります。
また、その時点で体に現れる湿疹はアトピーではなく一時的に現れる乳児性皮膚炎である可能性もあるため、無理にはと麦茶を飲ませる必要はありません。
少しの間保湿をしながら様子を見て、血が出たり痒がったりなど症状が酷くなるようならば、医療機関で然るべき処置を受けたほうが良いでしょう。
はと麦茶を赤ちゃんに飲ませる量ですが「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉がありますよね。
毎日与える水分を全てはと麦茶にしてしまうと、はと麦茶の便秘改善作用が過剰に働いて下痢を引き起こす可能性があります。
もし、はと麦茶をあかちゃんに飲ませる場合は母乳やミルクに影響がない程度の量、そして濃度はかなり薄めにするなど飲ませ方を気をつけるようにしましょう。
赤ちゃんのアトピーにハトムギ化粧水を使っているお母さんも!
頬にアトピーのような湿疹が出た赤ちゃんに、市販のハトムギ化粧水を使ってみた結果、ポツポツが改善されたという口コミもあります。
ハトムギ化粧水は安価で購入が可能ですし、低刺激です。
子供さんを含めた家族全員で使っている家庭も多いです。
まだ血が出るような酷いポツポツではないという場合、またはアトピーなのか湿疹なのか判別がつかない程度の軽い症状である場合は、一度ハトムギ化粧水を塗ってあげて様子を見てみるのもひとつの手段です。
ただし、赤ちゃんのお肌は非常にデリケートです。
大人用に作られたハトムギ化粧水がお肌に合わないこともあります。
生まれつき他の赤ちゃんよりもお肌がデリケートである気がする赤ちゃんの場合は使用を避け、一度病院を受診することをおすすめします。
ハトムギ化粧水を赤ちゃんに使用する場合も、少量のハトムギ化粧水をベビーローションやベビーオイルで薄めて、カサカサが気になる部分に塗布してあげましょう。
アトピーが酷く、かきむしった部分に塗るとしみる恐れがあるため、症状が重い場合は使用を避けてください。
最後に
今回は、はと麦茶が赤ちゃんのアトピーに効果があるのか、そして赤ちゃんに飲ませても安心なのかということについてご紹介しました。
赤ちゃんのアトピーははと麦茶だけでなく、ルイボスティなど様々なお茶による民間療法がネット上で公開されています。
しかし、そういった情報を公開しているのはお医者さんや専門家ではありません。
あまり鵜呑みにしてすぐに実践するのはおすすめできません。
中には逆にアトピーが酷くなってしまったという話も聞きます。
民間療法を試す際は、デメリットがないかをしっかり確認しましょう。
一番いいのは、医療機関に直接相談することです。
安全性をしっかりと確かめた上で実践するよう、細心の注意を払うようにして下さいね。