ブロッコリーは栄養価もあり色も綺麗なので、副菜からお弁当にまで幅広く使われます。
でも結構適当に茹でてしまっていませんか?
そこで今回は美味しく茹でるにはどんなことに気を付けるのか、時間はどれくらい茹でるのか、茹でる時に塩を入れる理由と、なぜ茹でた後に水にさらすのかを確認しましょう♪
ブロッコリーの茹で方時間はどれくらい?
茹でたブロッコリーって美味しいですよね♪
色も綺麗な緑で味にくせがないので、お弁当にもよく使いますし、メインディッシュのサイドにもよく添えています。
でも、ただ茹でるだけなのに、料理を始めた頃は硬すぎたり、くたくたになりすぎたりと毎回イマイチうまくいかず大変でした。
でも今は自分なりのコツを覚えてきたので大体成功するようになりました!
ブロッコリーの基本の茹で方
①まずはブロッコリーを切り分けます
私はまず小房を茎から切り離し、小房が大きい場合には房の根元の茎部分に包丁を入れて引き裂き小分けしています。
包丁で切り分けるのは、つぼみ部分がバラバラになるのでお勧めしません。
小房の大きさは大体統一した方が火が均一に通りやすいです。
そして茎部分も食べれますので捨てずに食べましょう!
私はいつも縦に半分にしてまな板の上に寝かせ、転がすようにしながら周囲の緑の硬い部分を取り除き、茎真ん中の白い部分だけを茹でてます。
②切り分けたブロッコリーを水洗いします
ブロッコリーには結構農薬が残っていると言われていますし、つぼみの部分に虫が入り込んでいる場合もあります。
切り分けた後の方が洗いやすいので、私はいつも切り分けた後に洗ってます。
大きめのボウルに切り分けたブロッコリーを入れてから、水を入れ、勢いよくじゃぶじゃぶ洗いましょう。
何度か水を替えてよく洗ってくださいね。
その後ざるに入れて水を切ります。
③お湯を沸かします
持っている鍋の大きさにもよりますが、私は大体1Lくらいの水で茹でています。
水1Lに対して塩を小さじ1程度入れ、沸騰させます。
ブロッコリーを茹でる時は沸騰したお湯で茹でます。
水から茹でちゃだめですよ~!
④ブロッコリーを茹でます
沸騰したお湯にブロッコリーを入れます。
ひと房を茹でる時には、2分を目安にしている料理本が多いですが、私はブロッコリーを入れて再沸騰してから1分を目安にしています。
好みの硬さは人それぞれですので、何度か試して自分の好みの硬さに仕上がる時間を見つけてくださいね。
また、鍋が小さ目の場合には、一度に一房分全部入れず、半分位に分けて茹でましょう。
水の量に対してブロッコリーの量が多いと、ブロッコリーを入れた時にお湯の温度が下がり、上手に茹であがらない可能性があります。
⑤ブロッコリーをざるに引き上げます
茹であがったブロッコリーをざるで水切りします。
人によってはここで冷水に漬けて色止めをしますが、私は冷水に漬けず自然に冷ますようにしています。
ざるにあげたら、できるだけ重ならないように平らにし冷めやすくします。
熱いままの状態だとどんどん火が通り、柔らかくなっていきますので、早めに冷めるようにうちわ等であおぎましょう。
この辺の手際が悪い場合には、柔らかくなりやすいので、ゆで時間を短くすると出来上がりが丁度良くなります。
好みの硬さ、手際の良い悪いには個人差がありますので、一度基本の茹で方でてから出来上がりを確認し、次回の茹で時間を調整してくださいね。
ブロッコリーを茹でる時塩を加えるのはなぜ??
ブロッコリーを茹でる時、お湯に塩を入れます。
ブロッコリーに限らず、青っぽい野菜を茹でる時には塩を加える場合が多いのですが、この理由をご存知ですか?
味が引き締まったり、茹でた後の味付けがなじみやすくなるという理由もあるのですが、一番の理由は綺麗な青色を変色させないようにするため、そして栄養素が流れ出ないようにするためなんです。
お塩を入れ忘れたからといって、すごく変な色になってしまうとかはありません!
(実は私も何度も忘れてます・・・)
でも茹でた後に何もつけずにぱくっと食べた時は、やっぱりお塩をちょっと入れて茹でたものの方が美味しく感じます♪
ブロッコリーを茹でた後水にさらす理由
私の母はブロッコリーやアスパラを茹でた後は必ず水にさらしていました。
なのでそういうものなんだ~と思って、長いことずっとそうやっていました。
でも、ある時、水にさらすと水っぽくなるのでお勧めしない!という情報を見つけ、それ以降は水にさらすのをやめました。
ブロッコリーを茹でた後に冷水にさらす理由は、色止めといって変色するのを防ぐ為なんです。
ブロッコリーを茹でた後は、お湯から引き揚げてもまだブロッコリー自体は熱いのでどんどん加熱された状態になります。
すると青みが減り、茶色っぽい感じになってしまうんですよね。
そこで加熱をストップさせるために冷水にさらして冷ますのが「色止め」です。
でもブロッコリーはこの色止めをすると、特につぼみ部分が水っぽくなって歯ごたえのない食感になってしまいます。
そこで、冷水にさらさず、冷めやすいように重ならないようザルにあげ、うちわなどであおいで風を送り冷ますのがよいと言われています。
私も今はこの方法を試していますが、水っぽくならず丁度良い食感に仕上がり満足しています!
最後に
ブロッコリーの美味しい茹で方をご紹介しました。
コツは茹でる時間と、茹でた後にうちわであおいで冷ますということ。
好みの食感に仕上げるためのゆで時間は、何度か経験を積まないと見つけられませんが、一度このタイミング!というのを掴むと一生使えますので何度かチャレンジしてみてくださいね。
コメント