仲の良い友人の子供さんが七五三を迎えると知った場合、まず考えるのは「何かお祝いした方がいいのかな?」ということですよね。
何もしないのも気が引けるし、でも逆に気を遣わせても悪いし・・・といろいろ悩んでしまいます。
丁度私の友人からこのことについて相談を受けましたので、友達の子供が七五三の場合のお祝いはどうすればいいか、もしあげるとしたら相場はどれくらいか、食事会に呼ばれた時にはどうしたらいいかなど、アドバイスした内容をご紹介しますね。
友人の子供が七五三の時のお祝いはどうする?
私の周りでも、早くに結婚した友人たちの子供たちは、どんどん七五三を迎えています。
つい最近生まれたばかりのような気がするのに、もう髪を結ってちゃんとお着物を着て写真に写っていたりするんですよね。
ホント、子供の成長って早いな~と思います。
先日、仲の良いまだ結婚していない友達からこの七五三のお祝いに関する相談を受けました。
私達の共通の友人ではない、彼女の友人の娘さんが今年七五三を迎えるのだそうです。
そこで、このような場合はお祝いをあげるべきかどうか悩んでいるという相談でした。
実は私自身は、仲の良い友達の子供にも特別七五三のお祝いはあげていません。というか、自分の甥にもあげていませんでした・・・。
⇒ 七五三のお祝いって必要なの?甥にあげた?と友人から質問を受けました
七五三を迎えるということを知っていて、どんな着物を着るの?子供はどんな髪型にするの?とかいろいろ聞いたり、終わってからも写真を見せてもらったりもしたのですが、お祝いをあげるということを思いつきもしませんでした・・。
今思えば、何かお祝いをあげれば良かったなぁと思っています。
というのも、母親と七五三の由来について話をしていた時に、3歳、5歳、7歳という年齢まで元気に健やかに育つことってすごいことなんだなぁということが良く分かったからなんです。
でも、私の友達たちは、かしこまって「これ、七五三のお祝いだよ~」とのし袋を渡しても、遠慮して受け取らないような気がします。
受け取ってくれたとしても、しっかりお返しが返ってきそうで、逆に気を遣わせてしまいそう・・。
そこでお祝いをあげるとしたら、子供へ何かプレゼントをあげようと思っています!
もしくは、子供が七五三でここまで元気に育ったのは、お母さんである友人のいろいろな苦労があってこそだと思うので、友人へねぎらいのプレゼントをしてもいいかなと思っています。
こういうお祝い事って、結局は人と人との関係だと思うんです。
私と仲のよい友人たちとの関係は、前述したようなプレゼントとかでもいいと思うのですが、もし形式を重んじた方がいい関係の場合には、ちゃんとのし袋にお祝い金を入れて渡せばいいと思います。
・・・というわけで、相談してきた友人にも、七五三ってこういう由来で始まったらしいよということを教えて、そのお友達との関係をよく考えたうえで、
・お母さんである友人にプレゼントをあげる
・熨斗袋に入れたお祝いのお金を渡す
・何もしない
から、選ぶといいよ~とアドバイスしました!
七五三のお祝いの相場 友人の場合は?
七五三のお祝い金の相場ですが、年齢や関係にもよると思いますが、3000円から1万円が大体の相場です。
友人の場合、3000円から5000円が多いようですね。
友人とはちょっと違うかもしれませんが、私の母が友人・知人・仲の良い近所の方のお孫さんが七五三を迎える時などに贈る金額は、3000円から5000円だそうです。
額が低いので、逆に失礼にあたるかもと思う場合には、お金ではなくお菓子やお茶など品物を贈るそうです。
七五三のお祝いののし袋の表書きは?
七五三のお祝いを入れた熨斗袋の表書きですが、一般的なのは「御祝」「七五三御祝」です。
ただ、七五三の場合は年齢によって表書きをかき分ける場合もあります。
昔は3歳になると髪を伸ばし始めたので髪置きというお祝いをしました
5歳の七五三のお祝い:「賀御袴着」(おんはかまぎをがす)
昔は男児が5歳になると初めて袴 をつけたのでお祝いをしました
7歳の七五三のお祝い:「賀御帯解」(おんおびときをがす)
昔は女児が7歳になるとつけひもを取り帯を締めたので帯解きというお祝いをしました
のし袋は、白赤の蝶結びの水引を使います。
七五三のお祝いの食事会に呼ばれた時はどうする?
家庭によっては七五三の時にお食事会をする場合があります。
そこに招待された場合は、お祝いを熨斗袋に入れて渡すのが一般的です。
食事会にもいろいろな格がありますよね。
家族が和気あいあいとお食事処やレストランで会食する場合から、結婚披露宴のように立派な会場を借りて、盛大な宴会をする場合もあります。
案内状を見て、どのようなお食事会になりそうかを考え、渡すお祝いの額を考えましょう。
というのも、お食事会の場合には、純粋なお祝いの額の他に、お食事代や引き出物代を含めて渡すのが礼儀となっているからです。
お食事会の格により、のし袋に入れて渡す金額も1万円から3万円くらいまで幅が出てきます。
とても仲が良く、遠慮なく質問できる関係の友人からの招待であれば、そのあたりを遠慮なく聞いてもいいかもしれません。
また、一緒に招待されている友達がいる場合には、お祝いの額を相談してもいいと思います。
まとめ
友人の子供が七五三を迎える場合のお祝いについてまとめてみました。
私自身はまだ実際に渡したことがないのですが、次回、友達のところで七五三を迎えるという場合には、子供もしくはお母さんである友人にお祝いのプレゼントをしてあげたいと思っています。
子供の御祝い事なのですが、そこまで育て上げたお母さんである友人をねぎらいたいなぁという気持ちもあるからです♪
コメント